なちょの本棚

読んだ本の記録

2026-01-01から1年間の記事一覧

『ひとり旅日和 花開く!』

『ひとり旅日和 花開く!』秋川滝美 人見知りで要領の悪い日和は、なんとか滑り込んだ就職先でも叱られてばかり。 会社をやめようかと悩んでいると、社長から気晴らしに旅に出ることを勧められた。 初めて一人で行った熱海で、ひとり旅の魅力に取りつかれ、…

『マリアージュ・ブラン』

『マリアージュ・ブラン』砂村かいり 恋愛感情はない。手を繋いだこともない。世界で一番気の合う、大切な友人と結婚している――男女の新しい在り方を鮮やかに描いた長編小説! 夫婦としてつつましく暮らしている31歳の奈穂と尊。元同級生で、記念日も忘れず…

『今日未明』

『今日未明』辻堂ゆめ 新聞の片隅にしか載らない、小さな5つの事件。その裏には、報道されない真相がある――。大藪賞作家が描く慟哭の犯罪ドラマ ニュースで流れるような事件にも、それぞれの背景がある。 各章の冒頭に「よくあるニュース」が書かれているが…

『書店ガール2 最強のふたり』

『書店ガール2 最強のふたり』碧野圭 あの熱いコンビが帰ってきた!▼吉祥寺に出店する大手書店チェーンに転職を果たした理子と亜紀。しかし、大型書店という、いままでと違う職責に理子は戸惑っていた。一方、文芸書担当として活躍する亜紀にも問題が。妊娠…

『ヴァン・ショーをあなたに』

『ヴァン・ショーをあなたに』近藤史恵 下町のフレンチレストラン、ビストロ・パ・マル。フランスの田舎で修業した変人シェフの三舟さんは、実は客たちの持ち込む不可解な謎をあざやかに解く名探偵。田上家のスキレットはなぜすぐ錆びる? ブイヤベース・フ…

『信仰』

『信仰』村田沙耶香 世界中の読者を熱狂させる、村田沙耶香の最新短篇&エッセイ 「なあ、俺と、新しくカルト始めない?」 好きな言葉は「原価いくら?」で、 現実こそが正しいのだと、強く信じている永岡。 同級生から、カルト商法を始めようと誘われた彼女…

『あまからカルテット』

『あまからカルテット』柚木麻子 女子校時代からの仲良し四人組も、いよいよ三十歳目前。恋に仕事に押し寄せる悩みを、美味しい料理をヒントに無事解決へ導けるか!? 4人の女友達が、アラサーになりそれぞれの葛藤や引け目などを乗り越えていく物語。 まった…

2026年2月に読んだ本まとめ

3月も半ばに入り、花粉症の私はとても目が痒くて困る季節です。 よく使われる表現ですが、本当に目を取り出して流水で洗いたいくらい。 …実際に洗うのは想像するだけで怖すぎますが。 さて、また先月に読んだ本をまとめておきたいと思います。 『シネマコン…

『皇后は闘うことにした』

『皇后は闘うことにした』林真理子 「好きでもない女と結婚するのは絶対に嫌だ」「自分たちは宮家に生まれて、あれこれ苦労した」「あの女王さまでは、子どもをお産みになることは出来ないでしょう」――。 さまざまな立場に葛藤する皇族を描いた5つの短編には…

『神さまのビオトープ』

『神さまのビオトープ』凪良ゆう 世の中は秘密だらけで、それでもなんの不都合もなく回っている 誰かに迷惑さえかけなければ いろんな幸せのかたちがあってもいい。 それが歪なものなのかは誰にも決められない。 だってその人にぴったり合えばそれはもう歪な…

『太陽の坐る場所』

『太陽の坐る場所』辻村深月 女優の元同級生を同窓会に呼ぼうと画策する男女6人。だが彼女に近づく程に思春期の痛みと挫折が甦り……。注目の著者の傑作長編 「わ!そういうことかー!」と、つい口から出そうになりました。 思春期特有の自意識。 現在を生きる…

夜のピクニック

『夜のピクニック』恩田陸 高校生活最後を飾るイベント「歩行祭」。それは全校生徒が夜を徹して80キロ歩き通すという、北高の伝統行事だった。甲田貴子は密かな誓いを胸に抱いて、歩行祭にのぞんだ。三年間、誰にも言えなかった秘密を清算するために――。学校…

『タルト・タタンの夢』

『タルト・タタンの夢』近藤史恵 下町の小さなフレンチ・レストラン、ビストロ・パ・マル。風変わりなシェフのつくる料理は、気取らない、本当にフランス料理が好きな客の心と舌をつかむものばかり。そんな名シェフは実は名探偵でもありました。常連の西田さ…

『いい子のあくび』

『いい子のあくび』高瀬隼子 公私共にわたしは「いい子」。人よりもすこし先に気づくタイプ。わざとやってるんじゃなくて、いいことも、にこにこしちゃうのも、しちゃうから、しちゃうだけ。でも、歩きスマホをしてぶつかってくる人をよけてあげ続けるのは、…

『か「」く「」し「」ご「」と「』

『か「」く「」し「」ご「」と「』住野よる きっと誰もが持っている、自分だけの「かくしごと」。みんなには隠している、ちょっとだけ特別なちから。別になんの役にも立たないけれど、そのせいで最近、君のことが気になって仕方ないんだ――。クラスメイト5人…

『スーツケースの半分は』

『スーツケースの半分は』近藤史恵 あなたの旅に、幸多かれ 青いスーツケースが運ぶ"新しい私”との出会い。 心にふわっと風が吹く、温もりと幸せをつなぐ物語。 とある青いスーツケースを軸に、それを手にした人たちの旅を描く連作短編集。 旅にまつわる話が…

『一橋桐子(76)の犯罪日記』

『一橋桐子(76)の犯罪日記』原田ひ香 万引、偽札、闇金、詐欺、誘拐、殺人 どれが一番長く刑務所に入れるの? 老親の面倒を見てきてた桐子は、気づけば結婚もせず、76歳になっていた。 両親をおくり、わずかな年金と清掃のパートで細々と暮らしているが、…

『シネマコンプレックス』

『シネマコンプレックス』畑野智美 シネコンには、学生やフリーターなど百人近くが働く。今日のクリスマス・イブは、日曜日で舞台挨拶やイベント上映もあり大忙しだ。恋に悩み、コンプレックスを抱え、将来に不安を感じながら、慌ただしく走りまわる、スタッ…

『定年オヤジ改造計画』

『定年オヤジ改造計画』垣谷美雨 妻に避けられ、娘に呆れられ、息子の嫁とはかみ合わず……女が黙ったときは危険信号!鈍感すぎる男たち、変わらなきゃ長い老後に居場所なし! 定年世代の新バイブル、待望の文庫化。大手石油会社を定年退職した庄司常雄。悠々自…

『ふれあいサンドイッチ』

『ふれあいサンドイッチ』谷瑞恵 仲の良い姉妹・笹子と蕗子が営む小さなサンドイッチ専門店『ピクニック・バスケット』。 ここには悩みを抱えた人々が、心を癒す絶品サンドイッチを求めてやってくる。 ある日、蕗子はパンダのアップリケが付いた手作りのパス…

『もぬけの考察』

『もぬけの考察』村雲菜月 第66回 群像新人文学賞受賞作! この部屋の住人は、みんないなくなる? 都市の片隅にあるマンションの一室、408号室に入れ替わる住人たち――。奇想天外な物語が、日常にひそむ不安と恐怖を映し出す。 怖っ! マンションのとある一室…

『ガール』

『ガール』奥田英朗 30代。OL。文句ある? さ、いっちょ真面目に働きますか。 キュートで強い、肚(はら)の据わったキャリアガールたちの働きっぷりをご覧あれ。 <こんなお心あたりのある方に、よく効きます。> ●職場でナメられてる、と感じた ●親に結婚…

2026年1月に読んだ本まとめ

2月も半ばになり、バレンタインデーも過ぎてしまいました。 少し遅くなりましたが、先月に読んだ本をまとめておこうかと思います。 『やればやせる!』ねこくらりえ 『ひとり旅日和 運開き!』秋川滝美 『小説のように家を建てる』吉川トリコ 『さらに、やめ…

『縁もゆかりもあったのだ』

『縁もゆかりもあったのだ』こだま 「俺はたった今刑務所から出てきたんだ」 私たちは「えっ」と発したまま固まった。刑務所と監獄博物館のある街特有の冗談だろうか。膝の上に載せた「かにめし」に手を付けられずにいた。(中略)別れ際、おじさんが「これや…

『風待荘へようこそ』

『風待荘へようこそ』近藤史恵 南天の木の植わった坪庭がある、京都の小さなゲストハウス「風待荘」。家族を失い東京からやってきた眞夏は、ここでしばらくオーナーの仕事を手伝うことになった。泣きたい毎日を変えるきっかけをくれたのは、料理。古い台所で…

『語らいサンドイッチ』

『語らいサンドイッチ』谷瑞恵 大阪の小さなサンドイッチ店『ピクニック・バスケット』を営む仲の良い姉妹・笹子と蕗子。 彼女たちの店には、今日も悩みを抱えた人々が、心を癒す絶品サンドイッチを求めてやってくる。 人気シリーズ第2弾! 前作が面白かっ…

『ママ、南極へ行く!』

『ママ、南極へ行く!』大越和加 著者は、50年を超える日本の南極観測史上、唯一無二の「お母さん隊員」(2010年現在)。小学生の子ども2人を夫と実父に託し、愛すべき海洋生物の研究に向かった! 泣いて笑って元気が出ちゃう、理系女子(中学生から社会人まで)…

『ふたり旅日和』

『ふたり旅日和』秋川滝美 トキメキも癒やしもバッグに詰め込んで…… まだ知らない味と君に出会う旅! グルメ×絶景×旅の人生満喫本! 会社員の梶倉日和は初めてひとりで行った熱海で旅の魅力に取りつかれ、 行動範囲を広げると同時に心も大きく成長した。 年…

『ひとり旅日和 幸来る!』

『ひとり旅日和 幸来る!』 人見知りで要領の悪い日和は、なんとか滑り込んだ就職先でも叱られてばかり。 会社を辞めようか悩んでいると、社長から気晴らしに旅に出ることを勧められた。 初めて行った熱海で、ひとり旅の魅力にとりつかれ、どんどん行動範囲…

『ひとり旅日和 福招き!』

『ひとり旅日和 福招き!』秋川滝美 温泉、プラネタリウム、神社仏閣、水族館! 絶景に心を奪われる!! 日和は会社の社長のすすめで行ったひとり旅にはまり、 東京~長野~名古屋の「一筆書きの旅」に出るまで成長した。 旅を重ねるごとに自信が付き、仕事…