『クスノキの番人』東野圭吾
恩人の命令は、思いがけないものだった。
不当な理由で職場を解雇され、腹いせに罪を犯して逮捕された玲斗。
そこへ弁護士が現れ、依頼人に従うなら釈放すると提案があった。
心当たりはないが話に乗り、依頼人の待つ場所へ向かうと伯母だという女性が待っていて玲斗に命令する。
「あなたにしてもらいたいこと、それはクスノキの番人です」と……。
そのクスノキには不思議な言伝えがあった。
不思議なお話でした。
親が東野圭吾作品を好きで小説を集めており、一緒に読んでいた時期がありました。
親元を離れてからは長い間読んでいなかったのですが、久しぶり読んだらやっぱり面白い。
東野圭吾といえばミステリーというイメージだったんですが、今作は少し毛色が違うというか、心が温かくなる話でした。
途中までは上手く『クスノキの番人』という役割を把握しきれずにいたのですが、後半にかけて伏線を回収しつつ見事に納得させられたというか、さすがだなぁという印象。
面白かったです。
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